バッテリーの種類によって使い分ける

バッテリーの種類は2種類あります。「リチウムイオンバッテリー / 表記… Li-ion」と「ニッケル水素バッテリー / 表記… Ni-MH」です。

最近のノートパソコンはほとんどはリチウムイオンバッテリーを採用していると認識しておけばいいでしょう。気になる場合は、バッテリーを外して、バッテリー側の表記で確認できるので確認してみて下さい。

リチウムイオンバッテリー / Li-ion
現在出回っているほとんどのノートパソコンがこちらのバッテリーに当てはまるといわれています。バッテリーを長持ちさせるためのポイントとなるのが「充電しながら使用しない」「高温になる場所を避ける」ということですが、リチウムイオンバッテリーであれば「100%まで充電しない」「0%まで使い切らない」というのを気を付けることも寿命をのばすためのポイントです。

そこで推奨されているのが「80%まで充電して30%まで使う」→「80%まで充電して30%まで使う」→その繰り返しというサイクルです。おそらくこれがベストの充電方法となるでしょう。

でも、いくらバッテリー持ちが良くなるからってその為に毎回、毎回充電の量を見ながら充電したり充電しなかったりというのは正直めんどうですよね。手間がかかりそうですし、そんなに丁寧に充電をしている人はそうそういないかと思います。

これについては、80%充電の設定をしてくれるソフトや機能が存在するようです。

ちなみにWindows10では「バッテリー節約機能」という充電設定機能が搭載されています。80%充電の設定はできないようですが、バッテリーが任意の値を下回ったら節約機能を自動的にオンにできるという機能内容になるので気になる場合は活用してみるのもいいかと思います。(5%単位で設定可能)

ニッケル水素バッテリー / Ni-MH
ニッケル水素バッテリーは先ほどのリチウムイオンバッテリーと取り扱い方法が異なります。

こちらは100%まで充電したら充電をやめて、「0%まで使い切ったら100%まで充電」→「0%まで使い切ったら100%まで充電」→その繰り返しというサイクルが推奨されています。最大まで充電し最大まで使い切るという方法です。

リチウムイオンバッテリーのように「30%まで使う→80%まで充電」というサイクルで使用すると、ニッケル水素バッテリーでは中途半端な残量を内部記憶してしまい、30%でバッテリー切れを起こしてしまうという状態になってしまいます。

まだ30%残量があるのに、0%程の数値だと内部で認識されて記憶されてしまうのです。

しかも気を付けたいのが一度記憶したメモリは復旧しないということです。これをメモリ効果といいます。使用しているノートパソコンがこのニッケル水素バッテリーだった場合は100%まで充電して使い切る、これが鉄則です。

古いもので比較的安価なノートパソコンに使用されていることがあるようなので、使用するノートパソコンのバッテリーがニッケル水素バッテリーだった場合は気をつける必要があります。

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