iPhone、iPad、iPod touch を許容可能な動作温度に保つ

iPhone、iPad、iPod touch (第 4 世代以降) の動作温度と温度管理についてご説明します。

iOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。より温度の高い場所にデバイスを戻すと、バッテリーの駆動時間も通常の状態に戻ります。極端な高温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。

デバイスは -20º ~ 45℃ の場所に保管してください。駐車中の車内は高温になることがあるので、デバイスを車内に置いたまま放置しないでください。

デバイスが熱を帯びる
デバイスの使用中やバッテリーの充電中に本体が熱を帯びる場合があります。以下のような状況では、デバイスが温かく感じられる場合があります。

▲デバイスをはじめて設定するとき
▲バックアップから復元するとき
▲App でインデックスが再作成されたりデータが再分析されているとき (ソフトウェアアップデート後に、写真 App で顔、撮影地、キーワードのタグ付けが行われているときなど)
▲グラフィックスを多用した App や機能、拡張現実に対応した App や機能を使用するとき

上記に該当する場合は、問題はありません。必要な作業が終わると、デバイスは通常温度に戻ります。

以下のような高温になる状況下では、デバイスのパフォーマンスや動作に変化が現れる可能性があります。

▲暑い日にデバイスを車内に置いたままにする。
▲デバイスを長時間直射日光にさらす。
▲暑い場所や直射日光下で、車内で GPS トラッキングやナビゲーションを行ったり、グラフィックを多用するゲームをプレイしたり、拡張現実対応の App を使ったりなど、長時間にわたって特定の機能を使う。

デバイスが熱くなりすぎた場合
デバイス内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると、デバイスは内部コンポーネントを保護するために自動的に温度を調整しようとします。その場合、次のような現象が起こることがあります。

▲充電 (ワイヤレス充電も含む) が遅くなる、停止する。
▲ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる。
▲携帯電話無線が低電力モードになる。この間、電波が弱くなることがあります。
▲カメラのフラッシュが一時的に無効になる。
▲グラフィックを多用する App や機能、拡張現実対応の App や機能でパフォーマンスが低下する。

さらに、ナビゲーションの使用中に、「温度:iPhone を冷やす必要があります」という警告が表示され、ディスプレイがオフになる場合があります。音声による経路案内は引き続き機能します。曲がり角に近付くとターンの合図としてディスプレイが発光します。

温度警告の画面が表示される場合
デバイスの温度が上限を超えると、以下のような温度警告メッセージが表示されます。
iPhone にこのメッセージが表示されていても、緊急電話は発信できる場合があります。
できるだけ早くデバイスを使えるようにするには、本体の電源を切って涼しい場所に移し、冷まします。

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